【シンクロシフト】計画残業の運用手順

計画残業の運用手順

シンクロシフトをご利用いただく以前から、早番や遅番の時間帯に職員が不足しており、計画残業が必要な事業所においては、自動作成後の結果においても職員が不足するケースが発生します。
そのような場合は、シフト自動作成後の手修正を行う段階で早番や、遅番の職員が不足している時間帯に対して、計画残業で職員配置を満たす必要があります。

本記事では、計画残業が発生する場合に対応した運用手順、及び設定方法を解説します。

1. 準備事項                                  

1-1.計画残業用の勤務区分を作成する

マスタ管理>勤務区分マスタをクリックして勤務区分一覧の画面を表示させ、「勤務区分を追加」をクリックします。


勤務区分名を入力し、任意の勤務カテゴリをプルダウンから選びます。さらに勤務時間と休憩時間を入力します。

Notes
Info
・選択した勤務カテゴリによってシフト画面の集計項目が変わります。
・休憩時間を入力することで勤務形態一覧表の出力時に休憩時間を抜いた値で計算されます。

下にスクロールして外部連携欄を表示させ、外部連携画面で設定した外部連携先を選択します。
外部連携先勤務区分IDは勤怠システム側のIDを入力してください。

事業所欄では、作成する勤務区分を使用する事業所を一覧の中から選択します。


※勤怠管理システムとの連携は「勤怠管理システムと連携したい」を、外部連携先ODについては「外部連携先〇〇IDについて教えてください」をご覧ください。

設定完了後は「保存」をクリックして保存します。

1-2. 作成した勤務区分を割り当てる

シフト>シフトをクリック、シフト画面を表示させ「シフト自動作成」をクリックします。


「 ④勤務区分」をクリックし、割り当てたい職員を◯にした後「保存」をクリックします。


1-3.配置人数の設定で配置人数を 0-0 にする 

ステップ⑤「配置人数の設定」で計画残業の勤務区分の配置人数を「0-0」にします。



1-4. 勤務回数の設定で割り当てた勤務区分の値を0-0にする(こだわりモードの場合)

※おまかせモードの場合はこの設定は必要ありません
「⑥勤務回数の設定」をクリックし、計画残業の値を0-0にした後、「保存」をクリックします。
※値を0-0にすることで自動作成時には配置されなくなります。
また、勤務カテゴリごとの配置すべき合計値が見やすくなります。

2. シフト画面作成                               

2-1. 手動で計画残業を配置、またはシフト自動作成を行う

シフト作成済みの場合は、「シフト画面に戻る」をクリックし手動で計画残業の勤務区分を配置します。
※手動でのシフト入力の方法の詳細については「シフトの手入力・手修正(動画)」をご覧ください。


シフトをこれから作成する場合は、ステップ⑩「シフト自動作成」>シフト自動作成の順にクリックして自動作成を実行します。


自動作成されたシフトの人数が不足している箇所に手動で「計画残業」を割り当てます。
勤務区分が変更されたことを確認後、保存をして完了です。





以上で完了です。

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