概要
シフト自動作成機能を使って自動作成した結果、特定の職員の公休の回数が指定した公休数に満たないシフト配置が発生することがあります。
公休数が多くまたは、少なく配置される主な要因は以下です。
- 日ごとに必要な配置人数が、実際の職員数に対して過剰に設定:少なく配置
- 日ごとに必要な配置人数が、実際の職員数に対して過少に設定:多く配置
- 日ごとに必要な配置人数の勤務区分グループ設定に矛盾した設定がある:多く配置
本記事では、3つ目の「配置人数の設定に矛盾がある」場合の解消方法を解説します。
特定の勤務区分を含む勤務区分グループが2つ以上存在する場合は、このようなケースが発生することがあります。
画像では、勤務区分:日032SSの勤務区分を含む勤務区分グループが2つ登録されており、この2つのグループの必要人数を同時に満たすように指定されているため、職員の公休数が不足する配置結果となります。
解消方法
●勤務区分グループに含める勤務区分と配置人数の設定の見直し
本ケースは2つ以上の勤務区分グループに対して、どちらの条件も満たすことができない条件を設定したときに発生します。
解消する方法は、どちらか一方の勤務区分グループの中から該当する勤務区分を削除、個別の勤務区分の見直しを行う必要があります。
●手順
勤務区分:日_032SSを登録している勤務区分グループのどちらか一方から「日_032SS」を削除します。
1.シフト>シフト>シフト自動作成の順にクリックします
2.シフト自動作成ステップの「⑤配置人数の設定」をクリックし画面を一番下までスクロールします。
勤務区分グループが表示されたら変更したい勤務区分グループの「編集」をクリックします。
3.勤務区分の選択画面から2つのグループで登録されている勤務区分をクリックして緑色の選択を外します。
選択が外れた状態になったら「保存」をクリックします。
4.その他、必要に応じて公休数が足りない職員が担当している勤務区分の配置人数の設定を見直し、設定完了後はクリックして保存します。
5.シフト自動作成ステップの「⑩シフト自動作成」>再度シフト自動作成を行います。
※再度作成する際は「ロックせずにシフト作成」を選択します。
6.シフト作成結果を確認し、必要に応じて手動調整や再度設定の見直しなどを行います。
以上で完了です。