シンクロシフトのシフト自動作成後に1日に必要な職員数が少なく(不足する)配置、または多く(過剰に)配置されてしまう場合は、職員の勤務回数を設定します。
設定方法
自動作成ステップから設定する
シフト>シフト画面に遷移
事業所、チーム、表示年月を選択します。
「自動作成」ボタンをクリックします。
上部のステップ項目の「勤務回数の設定」をクリックします。
「勤務区分の割り当て」項目の表示幅が狭い場合は、チーム、職種、労働時間、勤務種別、〇のついた勤務区部のみ表示のチェックボックスをON・OFFして調整してください。
画面の見方について
- 勤務カテゴリの集計部:日付方向(縦)で必要な配置人数と、職員ごとの回数方向(横)で配置できる数を対比可能な集計表です。
- 勤務カテゴリ:早番、日勤、遅番、夜勤、明番のグループ単位で1か月に必要な職員数(常時配置人数)と、月に配置できる回数(勤務回数)を集計して表示します。
- 常時配置人数:1か月に必要な職員数の集計結果です。本ステップの「シフト自動作成」ステップで指定した結果を勤務カテゴリごとに集計し表示します。
- 勤務回数:本画面にて指定した1か月に配置できる回数を勤務カテゴリごとに集計し表示します。
- 行方向(横)の合計:職員ごとに割り当てられた勤務の回数を合計します。
- 設定目安:上下限の値を27~32と幅を持たせて指定します。。
- 列方向(縦)の合計:勤務区分ごとに指定された値を合計します。
- 設定目安:該当する勤務区分が1日に何人必要か確認してください。
- 日ごとに必要な数×月の日数を満たすように指定します。
勤務回数設定時のPoint
- 0-0で指定したとき:自動作成時に配置しない勤務区分となります(手入力時には入力可能となります)。
- 0-31で指定したとき:どのような配置結果でも許容します。
- 職員ごとの勤務回数を平均化したい場合は、より精緻な帯を指定してください。
- 同値で設定したとき:同値で設定することで、より強く自動作成結果を守りやすくなります。
- 正社員の公休回数や特定職員の夜勤回数など必ず守りたい場合に有効です。
職員の勤務回数を設定する
勤務回数の設定では、職員に割り当てた勤務区分に対して、1ヶ月当たりの勤務回数を指定します。
シンクロシフトは、設定される勤務回数を守るようにシフトを作成するため、なるべく精緻な数値の指定が必要です。
設定>職員管理画面に遷移
「勤務条件一括登録」ボタンをクリックします。
「勤務回数」タブをクリックします。
設定方法は「勤務回数設定時のPoint」をご確認ください。
参考資料
設定例
条件
- 事業所内の職員数が8名(正社員6名、パート職員2名)で、月の公休数を9日とします
- 正社員が担当可能な勤務は早番、日勤、遅番、夜勤、明番のすべてとします
- パート職員の担当可能な勤務は、1名は早番のみ、もう1名は遅番のみとします
- 日ごとに必要な職員数(常時配置人数)を以下のように設定します
日ごとに必要な人数(常時配置人数)から、職員ごとの勤務回数の上下限値を次のように設定します。
- Point1:1か月間の合計日数(横方向)の下限値は、2月の28日も対応できるように「28日」よりも少ない職員数とすることで適切な配置が可能です(下表の赤字参照)。
- Point2:1か月間の合計日数(横方向)の上限値は、大の月の「31日」よりも多い職員数とすることで適切な配置が可能です(下表の赤字参照)。
また勤務区分ごとの設定値は、勤務カテゴリごとに日ごとに必要な人数(常時配置人数)を満たすように設定します。
- Point1:勤務区分ごと(縦方向)の合計日数の下限値は、最も少ない月の日数にも対応できるように「28日」よりも少ない職員数とすることで適切な配置が可能です(下表の青字参照)。
- Point2:1か月間の合計日数の上限値は、大の月の「31日」よりも多い職員数とすることで適切な配置が可能です(下表の青字参照)。