【シンクロシフト】勤務区分を作成する際の考え方

勤務区分を作成する際の考え方

勤務区分とチーム分けの考え方

シンクロシフトで勤務区分を設定する際に、適切に区分を作成・管理することでシフトの自動作成精度を向上させ、運用負担を軽減できます。次のイメージフローを参考に、勤務区分を増やすべきか、またはチーム分けを活用するかをご検討ください。

勤務区分作成時の判断イメージフロー                       


勤務区分を細かく分けるべきケース                    

次のケースでは、勤務区分を増やすことでより正確なシフト作成が可能となります。
  1. 時間外やシフト内容が異なる場合
    1. 【早番・日勤・遅番・夜勤・明番】 など、勤務時間が異なる場合
    2. 【日勤A(8:30〜17:30】 【日勤B(9:00〜18:00)】など、微妙に時間が違うシフトがある場合
  2. 役割や業務内容が異なる場合
    1. 【日勤1F、日勤2F】など、勤務時間が同じでも担当業務が分かれている場合
    2. 「リーダー業務あり」 「リーダー業務なし」など、特定の業務が含まれる勤務
  3. 特定のスキルを持つ職員のみ担当できる場合
    1. 【入浴介助業務、看護師としての業務、機能訓練指導員としての業務】など、特定の資格やスキルが必要な勤務

チーム分けを活用すべきケース                      

勤務時間や業務内容が同じでも、職員の所属や配置をグループ単位で管理したい場合はチーム分けを活用すると便利です。
また、シンクロシフトはチーム単位で自動作成できます。
  1. フロアやユニットごとに職員を固定する場合
    1. 「1Fチーム」 「2Fチーム」など、同じ勤務区分でフロアごとに担当者を分けることができる場合
  2. 施設や事業所をまたいで勤務する職員がいる場合
    1. 「介護職員チーム」 「介護職員+サポート職員」など、同じ法人内で異なる事業所からのサポートが必要な場合
  3. 特定のメンバーのみでシフトを組みたい場合
    1. 「新人チーム」 「リーダーチーム」など、特定のグループでシフトを組む場合
  4. 管理対象を細分化し、運用しやすくする場合
    1. 「正社員チーム」 「パートチーム」など、雇用形態別にシフトを作成したい場合

※勤務区分を増やしすぎると管理が煩雑になる ため、必要最小限にすることが重要です。
 チーム分けは 柔軟に設定・変更できる ため、頻繁に変更があるグループ管理にはチーム分けが適しています。
 「勤務区分」と「チーム」の役割を明確にする ことで、よりスムーズなシフト作成が可能になります。


判断基準
勤務区分を増やすべき?
チーム分けを活用すべき?
時間帯・勤務内容が異なる
スキル・資格で業務を分ける
固定配置(フロア・ユニット)
事業所・職場をまたぐ勤務
管理しやすくなるための分類




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